個人で生き残る店って「3つのバン」の幾つかを持ってるような気がします。
よく政治の世界で「地盤」「看板」「カバン」と言われますが飲食業でも同じかな?
「地盤」地元の友人や知人などの既にある繋がり。
「看板」何処そこの系列店とか、何処そこで修行したとか。
「カバン」親が援助してくれるとか、夫婦のどちらかが固定収入があるとか。
地盤やカバンがあれば、そこそこの安定した収入は確保できるかと思いますが、
看板っていうのは不確定要素で、それを如何に展開していくかがカギなのかと思っています。
自分の場合は、そのいずれも持たずに人口もさほど多くない保守的な街でアウエイ感たっぷりのスタートを切りました。
「マスターは何処で修行してきたの?」「いえ、脱サラなんですけどね...」
「マスターはこの辺の人なの?」「いえ、秩父の出身なんですよ...」
そんな会話を交わしながら、オープン当初は何となく自分自身でも不安を感じていました。
特に「修行もしていない脱サラ」ということで一段低く見られているという視線は痛く刺さってきましたね。
例えばチェーン店なら、一律の安心感で誰でも気軽に入れるから話は別として...
修行してきた人が料理を上手く作れたり手際がいいのは「普通」なんです。
(長くなるので続きは次回に)
埼玉県本庄市・小洒落た大人のカジュアル居酒屋
遊食倶楽部 YAPPY!ホームページ
http://yappy.info
本庄市駅南 1-14-6
http://yappy.info/type3.html
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