【別冊･YAPPY!】見込み客と社交辞令

過去にも何件か潰れた店とか見てきたけど．．．
そういう店って、まずスタート地点から間違ってる事が多いんですよ。


良くあるパターンが、友人や飲み屋で知り合った人から
「貴方は飲むのが好きだし、顔も広いから店をやっちゃえば？」
「金を使って飲むより自分で店をやった方が安く飲めるし、いつでも飲み屋を味わえる」
そんな考えから店を始める話とかよく聞きます。


店を始めれば、会社時代の同僚や飲み屋で知り合ったあの人や新規のお客さんも来て忙しくなるな～
なんて夢を見ながら皮算用を弾いてみたり．．．．


しかし、いざ開店してみると見込んでいたお客さんは義理で１～２回は顔を出すけど後が続かないとか
「今度行くよ」って人も鳴かず飛ばずな状態で、ちょっと人間不信に陥っちゃったりして。


そんな状態で社交辞令を真に受けていたら「あいつは調子いい事ばっかり言いやがって嘘つき！」みたいな怨みに変わる事だってあります。
世の中には心にも無い社交辞令を「とりあえず言っとこう！」みたいな人だって沢山います。


「自分で店をやれば安上がり」と思っても、それ以上に仕入れや店舗を維持するための経費がかかって
「これなら自分の給料で飲みに行った方が安上がりだった」という事になるんです。


実は自分も、これに似た状況で悩んでいました
この地ではアウエイ的な立場だったので、ＨＰを自分で作ってＳＥＯ対策もして新規のお客さん狙いがメインですけど、
タウン情報誌に情報を掲載したり、新聞広告も入れたり、ブログもこまめに更新して．．．．


アクセス解析もつけているので、それなりのアクセスはあるのですが実際に店まで来てくれる人はほぼ居ない
自分的には「姿の見えない見込み客」を当てにしていたけど、すぐすぐには結果は出ませんでした。


ブログ等で開店前から「今から楽しみ」とか「開店したらゼッタイ行きます」なんて言ってた人も来た試しがないし．．．


それでも「店は休まない！」「ネットの集客は諦めない」「社交辞令に振り回されない」「チャンスは何処かに転がっている」
などと信じ続けて、２年目あたりから少しづつではあるけど徐々に成果が出るようになりました。


集客力はまだまだですが、努力は怠らずに進んで行きたいと思ってます。


埼玉県本庄市・小洒落た大人のカジュアル居酒屋
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